立花 浩司(たっちい)  TACHIBANA KOJI


Profile

サイエンスカフェの企画運営からワークショップのファシリテーションまで,特に科学と社会の対話の場づくりをサポートすることを得意としています.

日本ファシリテーション協会東京支部の運営委員を務めており,定例会を通じて,プロジェクト学習,ロジックだけでは合意できない場に関わるファシリテーション,対話を通じたファシリテーションに必要な場のデザインと対人関係のスキル等,様々なテーマに関する対話と内省の場をつくってきました.

複雑で不確実なVUCAの時代の今だからこそ,内省力やメタ認知,対話力等がこれまで以上に求められるようになってきていると思います.個々人のマインドセットに変革をもたらし,多様な人たちによって新たな価値を共創できる社会の実現をサポートしたいと考えています.

主な活動地域

函館と千葉の二拠点居住をしておりますので,南北海道・首都圏が主たる活動地域となりますが,オンラインであれば全国どこでも対応可能です.


私のワークショップを語る3つのキーワード

※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。

1: 協働性

ワークショップは,参加者のみならず実施者にとっても学びのプロセスだと思います.ワークショップは,ワークショップデザイナーという特殊技能を持った人たちが完成されたプログラムデザインをプロダクトとして提供し,参加者にこちらの意図したとおりに振舞ってもらうのが目的ではありません.ワークショップデザインを大学で学んでこなかった人たちも,プログラムデザインのプロセスを通じてワークショップデザインの重要性と手法を協働のもとで体験的に学習し,参加者も実施者とともにプログラムの本番でプログラムデザインのプロトタイプを協働して試行する場だと捉えています.


2: 柔軟性

ワークショップは柔軟性が重要だと考えます.あるいは即興性と言い換えても良いかもしれません.ワークショップは意図をもった実施者によるプログラムを参加者が試行する場であり,実施者と参加者が協働する場です.参加者にとっては,初見で行うものですので,当然のことながら実施者が考える意図と参加者が捉える意図とはずれることがありえますし,意図のずれが発生することはむしろ所与のものと考えるのが良いと思います.プログラムをあらかじめ決めた香盤表のとおりに進めるというよりも,香盤表そのものに柔軟性を持たせるとともに,実際のワークショップの現場においても柔軟に対応することが重要です.そのために必要なことは実施者の「場慣れ」だと思います.いろいろな意図と実際のずれをどのように対処するのか,ゴールやアウトカムがしっかりと腹落ちできていれば,それに向かって動くだけなので,ぶれることはなくなると思います.


3: ジブンゴト化

ワークショップの肝は「ジブンゴト化」だと思います.誰かにマウントされて,やらされ感満載でワークショップに取り組んだとしても,あまり意味がないでしょう.前にも述べた,ワークショップのゴールやアウトカムをしっかり押さえ,そのために自分自身がこのワークショップで何をすべきかが理解できれば,腹落ち感のない「なんちゃってワークショップ」あるいは単なる形だけの「ワークショップごっこ」にはならないでしょう.意図びらきは,必ずしもワークショップの後で行うものと決まっているわけではないと考えています.最初に目的やゴールを示し,ワークの意図を説明してからの方が効果的な場合もあり得るでしょう.目的やゴールから,必ずしもワークショップという形式がベストなやり方ではないかもしれません.ワークショップのやる目的にもよるでしょうが,ゼロベースで考えて,ワークショップの結果として「ジブンゴト化」し,それぞれの持ち場になにがしかの成果(完成形である必要はない)を持ち帰ることができることが重要と考えます.


ワークショップ実績

・科学夜話 「培養肉カフェ」(2019.08.18)
・オンラインで哲学カフェに挑戦! ?集まったみんなで楽しく考える哲学カフェを通じて,ファシリテーションに必要な場のデザインと対人関係のスキルを体験しよう?(2020.04.25)
・わかりあえないことからはじめよう - これからを生きるためのミニワークショップ(2020.05.30)
・科学技術の社会実装とファシリテーション(2020.11.14)
・アーティスト・僧侶の風間天心さんと感じる『人や組織の支援における「善」と「美」』(2020.12.26)
・科学技術の社会実装とファシリテーション2  ~市民対話の実例から学ぶ~(2021.02.13)
・『利他学』から考えよう!「どうしたら人は協力し、助け合うことができるのか?」(2021.02.27)



GALLERY