堀 健太郎  HORI KENTARO 


Profile

20年以上の人材育成経験と、科学的ロジックに基づく手法により、個人と組織に迅速な成長をもたらすことを得意とする。非日常的な思考体験や、ゲーム性を織り交ぜた没入できる活動を重要視し、人や組織が体験を通じて新たな次元へステップアップするワークショップを設計する。国の認定する情報処理安全確保支援士でもあり、対話や記録内容の安全性確保も約束される。


主な活動地域

東海・関西・中四国


私のワークショップを語る3つのキーワード

※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。

1:プレイフル

「プレイフル」とは遊びや遊び心などの意味。幼児の行動を観察してみて欲しい。こどもは常に遊ぼうとする。楽しい事、ワクワクすることを探すのに夢中だ。あなた自身の幼なかった時のことを思い出してほしい。何よりもまず遊ぶことが頭によぎる時期を過ごしたはずだ。例えば誰かに勉強しなさいとか、今は遊ぶ時間じゃないとか、言われたことがあるならば、そのときあなたの頭の中は遊びたい欲求に占められていたに違いない。成人になるに連れ、理性的な行動をとることが当たり前とされ、更に社会経験を積めば社会的地位相当の振る舞いから逃れられなくなる。しかし、実は私たちは幾つになっても幼少時代の根源的な衝動を抱き続けている。遊びたい・ワクワクしたい・楽しい事を見つけたい。この衝動があるからこそ、人は100年とも言われる人生をドライブさせられるのではないだろうか。
誰もが有するこの衝動を、ワークショップの推進剤として活かせば、自然と明るく楽しい場が醸成される。そして他者と共にこの衝動を味わうことで、プレイフルはよりいっそう強化される。プレイフルは私たちがもつ根源的な生命エネルギー。大切な共同体の成長エネルギーの一つです。


2:意味付け

ようやく歩けるようになった小さなこどもの手をひいて、横断歩道を渡ろうと、信号待ちをしている母親の姿がある。今、そこには赤から青に代わった信号機、シマシマ模様の横断歩道、歩行者を優先すべく待機する自動車の姿がある。母にも子にも、その視界から見えている情景は概ね同じもの。しかし今見えているものをどう意味づけるかが全く異っていた。母親は信号機を意識しながら道路を渡りきろうと必死だ。一方こどもは点滅する信号を面白がり、シマシマの道路を珍しがり、停車中の車に触れようとしている。見えている世界が同じでも、意味のあり方が全く異なる。この親子のように、人はそれぞれ身の回りの現実世界を自らの意味付けを通して理解している。意味付けから現実が作り出され、その後の思考や行動を決定付ける。ワークショップの中で人と人とが対話を行うとき、意見の対立や思考の不一致の場に接することがある。そんな時は、この現象の真実を明らかにするべく、それぞれの人が生きている世界の意味付けを少し探って場に展開して差し上げよう。他者が生きている現実を少しでも理解できれば、歩み寄れるだろうし、共に歩き出したくなることだってあるだろう。


3:共同体の学び

3年S組。このクラスは同学年の中で「優秀とされる」こどもで構成されていた。かけっこNo1,計算No1,音楽No1など、それぞれの教科で能力の高いメンバーの集まりだ。ある日、学年行事としてクラス対抗の球技大会が催された。運動神経、戦略性や論理性などの面で優秀なメンバーが多く、性格的にも負けず嫌いが多いS組。きっと他の組を圧倒して優勝するのではないかと思われた。しかし現実は異なった。S組は学年中最下位の結果だった。手を抜いたわけでも、試合放棄したわけでもない。なぜ敗北したのかS組の誰もがわからなかった。
学びの観点から紐解くと、S組のメンバーは皆「個の学び」が充実しており、他のクラスは「共同体の学び」が充実していた可能性がある。個の学びとは自己を成長させる概念。その競争世界では、ときには他者を蹴落としてでも自らを前進させることも求められる。一方共同体の学びとは、自己と他者との関係性そのものを成長させる概念。個々人を対象とはせず、ひとつの共同体として優位に活動ができるかどうかが成長の観点である。ワークショップは常に共同体の学びが関与する。ここへフォーカスできるかどうかがとても重要である。


ワークショップ実績

・自治体:IoTを活用し地方創生を実現するアイデアソン
・研究機関:社会課題へのAI適応に関するアイデアソン
・鉄道業:沿線の街づくりアイデアソン
・エネルギー業:インフラ管理の課題の見える化
・製造業:作業者の高齢化に対するICT支援ツールの検討
・建設業:住まう価値を向上させる未来のビル装備の検討
・IT産業:遠隔地域間の要員のコラボレーション促進
・サービス業:共創ビジネス創出のためのコラボレーション



GALLERY