プロフィール
食品メーカーの企画職として勤務する傍ら、地域の生涯学習大学や、WSD同期メンバーと主宰する対話の場などで「価値観探求」や「自己表現」をテーマにしたワークショップを実施しています。
以前本当にやりたいことについて迷っていたときに参加した「価値観探求ワークショップ」での体験がきっかけで、青山学院ワークショップデザイナー育成プログラムに参加しました。自己理解が進んだことによるエネルギーの大きさを実感し、そんなきっかけを沢山の人に提供したいと思って活動しています。
認定WSD資格 取得年度
2023
主な活動地域
東京都、神奈川県を中心に活動しています
私のワークショップを語る3つのキーワード
※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。
つながる
発見する
分かち合う
1. つながる
ワークショップを活用して、人と人とのつながりが生まれる場をつくりたいと思っています。他者とのつながりは、自分の居場所があるという肯定感や安心感を育みます。また他者との関わりの中から得られる気づきは、新しい価値観を受け入れることや自己成長につながり、人生を豊かにすると考えています。ですので、ワークショップでは参加者同士が影響し合いながら、協働や共創が生まれるプログラムデザインを意識しています。コミュニティ形成や仲間作りのきっかけとなる場づくりを目指しています。
2. 発見する
ワークショップに参加することで、何か自分なりの発見をしてほしいと思っています。「自分と向き合うことによって今まで気づいていなかった自分を発見する」「他者との対話によって新たな視点を手に入れる」「創作活動によって新しい興味関心が湧いてくる」。大人になっても新しい発見はワクワクするものです。普段とは少し視点をずらす問いや、非日常的な体験によって、参加者の世界を広げるきっかけ作りができればと思います。私自身、同じプログラムを実施しても、参加者が違えば全く新しい場になる”一期一会のライブ感”を楽しんでいます。そして、参加者がワークショップで発見した何かを日常に結び付けられるような問いを投げかけることも意識しています。
3. 分かち合う
対話を通してお互いの想いやストーリーを語り合い、分かち合う時間を大切にしています。分かち合うことで醸成される参加者同士の連帯感や、その場に漂うあたたかさや心地よさが、場をひらく大きな意義のひとつです。その体験は参加者の意識や行動の変容を促す力を持っています。しかし、日常的に自分の大切な想いを人に話す時間を持っている人はそう多くないかも知れません。また自分語りが苦手な方もいらっしゃると思います。そのため、参加者が心の内側をオープンにしてつい話したくなるようなプログラムデザインと、安心できる雰囲気作りを重視しています。参加者同士が初対面だったり、組織の中で上下関係があるような場合は特に導入部分で会話がはずむアイスブレイクを入れたり、グループ分けに配慮するようにしています。
ワークショップ実績
・価値観探求ワークショップ
・道草ダイアローグ(対話の場づくり)
・企業内アイデア創出ワークショップ
・企業内チームビルディングワークショップ