プロフィール

旅行会社・教育会社で企画職・ マーケティング職として働いたのち、デンマークのフォルケホイスコーレ、イギリスのシューマッハ・カレッジに短期留学。約半年間の共同生活を経験する中で、「自分らしさを生かしながら、周りと共創すること」「Beingが生み出すDoingの価値(自分という”存在”から生まれる”行動”の大切さ)」を知る。
帰国後「株式会社あいのかたち」を設立。「誰もが自分の存在に気づきなおし、その才能をカタチにしていける世界」をめざして、イベント事業やキャリア支援などを行なっている。

自らがアートを通して自分に気づいた経験から、ワークショップの題材はアートが中心。「答え」のないアートを通して新しい自分に出逢い、他の人との「違い」をそれぞれの「価値」に変えていく、そんな体験を生み出す場づくりをめざしている。

●芸術資源開発機構 (ARDA)対話型鑑賞ファシリテーター養成講座修了

認定WSD資格 取得年度

2023

主な活動地域

関東・関西・オンライン

私のワークショップを語る3つのキーワード

※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。

「表現」と「対話」で自分に気づく

アートを通して、「違い」を価値にする

「事前設計」と「現場感覚」のバランス

1. 「表現」と「対話」で自分に気づく

私たちは、日々SNSやメディア、広告を通してたくさんの情報に触れているだけでなく、最近では「大人の学び直し」や「リスキリング」といった時代に合わせた学びが推奨されるなど、圧倒的にインプットの多い世界に生きています。けれど本来心と身体のバランスを考えるなら、インプットと同じくらいアウトプットすることにも目を向ける必要があるのではないでしょうか。 私は「アウトプット」を広くとらえ、「自分を表現すること」と考えています。私自身がアウトプットすることの重要性を感じつつも、自己表現することが苦手だったからこそ、安心してアウトプットができ、それを分かち合える「場」の必要性を感じていました。 自分を深く知り、新しい自分の魅力に気づくきっかけとして、ワークショップは大いに貢献してくれます。アウトプット(表現)はときに、自分が気づいていない自分を見せてくれ、また分かち合うこと(対話)を通して、周りの他者が自分もまだ知らない可能性に気づいてくれることがあります。 自分を知り、心地よく生きることに加え、あなたらしさを才能に変えるために、「表現」と「対話」を活用する、そんなワークショップをめざしています。

2. アートを通して、「違い」を価値にする

日本人は調和を大切にするあまり、みんなが「同じ」だと思い、「違う」ことで起きる摩擦を敬遠しがちです。けれど私たちは本来「違い」を生きています。「違う」からこそ、一人ひとりが自分の人生を生きることに意味があり、互いに助け合い、より良いものを生み出すことができるのです。 私はアートに出会い、「違い」は楽しさであり、価値であると知りました。「同じものを見ているのに感じていること・考えていることがまったく違う」という驚きや感動、相手への尊敬が生まれたのと同時に、その感覚は自分だけのものだと気づいたのです。 作品にまつわる情報には多くの場合正解がありますが、解釈は鑑賞する人の数だけあって良いもの。ひとつの作品を前にしたとき、視点の多さが作品理解を深めてくれるだけでなく、鑑賞する人の「ものの見方」の多様さにも気づけるのです。 アートは芸術家たちだけのものではありません。私は、人から生み出される表現はすべてアートだと思っています。それぞれの表現を通して、その人らしさに気づいたり、「違い」の面白さに気づく、「違う」からこそ生み出される新しい価値に気づく、そんな機会を創出することを意識しています。

3. 「事前設計」と「現場感覚」のバランス

自分を表現することや、心を開いて対話することには、誰もが最初はハードルを感じるものです。そのため、軸となるプログラムデザインはしっかり行いつつ、その場にいる参加者の表情や言葉遣い、雰囲気に合わせて、プログラムの内容や説明をより伝わりやすいかたちに変更しています。表現も対話も、参加者に委ねる部分が大きいからこそ、その場を信頼し、現場での調整を細かく行います。 私が主催するワークショップでは、グランドルールを丁寧に伝えること、自分ごとにしやすいテーマを設定すること、参加者に合わせた声かけや足場かけのワークを入れることで、表現や対話へのハードルを下げることを意識しています。 参加者層やテーマに合わせて画材や素材を用意することで「自然と何かを表現したくなる」、そんな場づくりを意識し、またニーズカードなどのツールを用いることで、自己表現が苦手な人であっても、心からの言葉を引き出し、深い対話ができる環境づくりをしています。 ワークショップに参加することをきっかけに、表現と対話の楽しさを知り、ひいてはその人の日常の中に新しい表現と対話の場が生まれることをめざしています。

ワークショップ実績

2023年
●「みる・かく・きく・はなす」ほんとうの私と出会うための「アート」体験
●《「思い」を見つめ、「思い」をつむぐ》 秋の鎌倉ダイアローグ in 亀時間
●秋の週末フォルケホイスコーレ in 湯河原
●「2023年の私」を締めくくるヒュッゲな1日。ーみんながそれぞれ違う世界を持っていて、だからこそ世界は美しいー

2024年
●「今年、誰のために生きる?」オリジナルワークショップ
●目と耳と心で感じる、特別なひととき/Music×Art Workshop “PRESENT”
●「みる・かく・きく・はなす」ほんとうの私と出会うための「アート」体験
●《私にとっての「ちょっと良い生き方」を考える》春の鎌倉ダイアローグ in 亀時間
●世界でいちばん幸せな国「フィンランド」と出逢い、 「わたしの幸せのためのヒント」を考える1日
●【ART WORKSHOP】その当たり前は本当に「当たり前」? 「違い」から日々のコミュニケーションを見つめ直す(企業研修)
●【自然に生きる、自然と生きる】クリエイティブな町・葉山で考える自然と調和した心地よい生き方とは?
●自分だけのオリジナルな人生のつくりかた ~シューマッハ・カレッジ留学から1年間のあいだに起きた人生の奇跡~
●わたしの可能性を”再発見”する 秋のアートワークショップ

開催実績:https://www.ai-no-katachi.com/event(随時追記予定)

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