プロフィール
1990 年より製造業で業務改善(改革)のソリューションを実施して来ましたが、2022年より人材開発に軸足を置き、企業の管理職中心にリーダーシップおよびアントレプレナーシップ研修を行っています。
「知っている、知らない」はAIに任せておいて、「考える力」をいかに伸ばすか?
組織や個人の目標達成のために「チームビルディング」、そのための「コミュニケ―ション」をコーチングを活用してエクササイズを行います。
また、日々成長するための「挑戦するマインド」にいかに火をつけるかを試行錯誤しています。教室内のディスカッションはもちろん、フィールドワークで「成功体験」「失敗体験」ができる場づくりを目指しています。
認定WSD資格 取得年度
2024
主な活動地域
全国
私のワークショップを語る3つのキーワード
※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。
オリンピック
オーケストラ
ハイレゾリューション
1. オリンピック
ワークショップでの参加の保証をオリンピックの原理を使って実現しようとしています。オリンピックでは、地球規模で様々な文化・言語の多様な人々が集まって競技を行うにも関わらず、何の打合せもなくその場に立つだけですぐに競技を始める事ができます。これはスポーツのルールがしっかりできていることと選手のフェアプレー精神などのマインドの高さで実現されていると考えます。
また、選手たちは自分の力を最大に発揮するため、最大の集中力で競技を行います。
私がプログラムするワークショップではオリンピックのように参加者がワークに没入できる場を用意することを目指しています。さらにワークショップには競争原理を入れることで「勝負本能」から高い集中力を引き出すことを考えています。
2. オーケストラ
ワークショップの参加者同士の相乗効果をどのように出すか?そこにオーケストラで起きる相乗効果を取り入れたいと考えています。
オーケストラでは大きく分けても20種類以上の楽器で演奏されます。それぞれの単体の楽器が出す音色だけでもとても素晴らしいのですが、オーケストラで一斉に演奏する事により単体の楽器では出せない大迫力の音となり聴く人を感動させることができます。ワークショップでもこのようなオーケストラの感動を目指して行きたいと考えております。
相乗効果を生み出すための決まった手法があるわけではないと考えておりますが、試行錯誤を重ねてオリジナルの手法を見出して行こうとしています。ただし重要な事は基本的な自分の意見を整理し、伝える、また他者の意見を受け入れることをしっかり行う事になるかと考えています。
オーケストラでは最初に全ての楽器がチューニングを行いますが、それがワークショップの参加者の目的意識を揃える事になり、それぞれの楽器の良さを引き出す指揮者の動きがファシリテーションに当たると考えています。
3. ハイレゾリューション
ワークを通して参加者の気づきができるだけ高解像度に言語化されて残ることを目指しています。そのためには、一人で考えるだけではなく、他の参加者の実践事例や失敗経験などから得られる気づきが参加者の「引き出し」となり、次の行動へつながると考えています。この時事例や経験が話材になっていると、興味次第でどこまでも掘り下げていく事が出来、それにともない解像度が高まります。
ワークの結果を丁寧に振り返りを行い、次に実践できることを具体的に落とし込んでおく場を多く作ります。そしてその実践の結果は実際の体験談にもとづく解像度の高い「引き出し」となり周囲への説得力が高まることになると考えます。
自分のファシリテーションにおいてはよりアンテナを高く張ることにより参加者の関心事・状態をより正確に把握する事を心がけます。言葉以外にも目で見る(観察)ことで得られる情報を感じ取ることでも解像度が上がると考えており、ノンバーバルコミュニケーションで受け取った内容を言語化できる工夫をしていきます。
ワークショップ実績
企業の管理者向けリーダーシップ研修
新規事業開発部門向けアントレプレナーシップ研修
東北大学2024夏セミ”Stay or Go” あなたならどうする?
「AI協創時代の人材育成とは」を考える