プロフィール

DX支援を手掛けるITサービス企業に所属し、企業経営、マネジメント、人材育成の領域でワークショップを企画・実践しています。
主なテーマは「マネジメントを楽しいものに変える」。
昨今、負担の大きさ等から敬遠されがちなマネジメントの仕事を、組織と個人の可能性を広げる創造的な仕事と位置づけ、視点の転換や課題解決に繋がるワークショップを行い、マネージャーの成長を支援します。
自身が経営・ミドルマネージャーの立場で、実践してきた経験やナレッジが強み。

【ワークショップ例】
「魅力的な1分間エレベーターピッチを創る」(新規事業責任者向け)
「爆速で一人前のデジタル人材を創る方法を考える」(新入社員・高校生向け)
「読書会を活用した価値観共有ワークショップ 」(経営層向け)

【資格等】
・プロジェクトマネジメントスペシャリスト資格
・青山・情報システムアーキテクト育成プログラム ADPISAーH(上級コース)修了

認定WSD資格 取得年度

2024

主な活動地域

関東近郊、オンライン

私のワークショップを語る3つのキーワード

※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。

あえてワークショップでやる意義

やってみたくなる仕掛けづくり

人の力を信じ、可能性を広げる

1. あえてワークショップでやる意義

組織運営や人材育成の場面で、ワークショップを活用することが全てにおいて最適とは限らないと思います。例えば、トップダウンでの方針共有や業務指示、単なる知識伝達の講習であれば、他の形式で十分対応可能です。一方で、ワークショップが本領を発揮するのは、参加者同士の協働を通じて課題を発見し、その解決策を生み出すような場面だと考えます。
よくある失敗例として、答えが既に決まっている内容を「自分たちで考えた感」を演出するためだけにワークショップを用いるケースがあります。このような場合、参加者の主体性や本質的な学びは得にくく、単なる予定調和やガス抜きで終わってしまいがちです。
私は、ワークショップを設計する際にまず「なぜこのテーマをあえてワークショップでやるのか?」を問い直します。その基準は「答えが決まっていないこと」や「複数人で考える意義があること」です。これを意識することで、協働による創造性の発揮や、主体的な意識の変化を最大化できると考えています。

2. やってみたくなる仕掛けづくり

組織運営や育成・研修のテーマを扱うワークショップでは、参加者が「やらされている感」をもって参加していることがあります。その為、私は「やってみたくなる」「やって面白い」と感じられるアイデアを考えてワークショップのデザインに取り入れることを大切にしています。
具体的には、私の過去の事例では「エレベーターピッチを考える」や「1年以内の爆速育成方法を考える」、「実際に存在する職業をネットで探す」といった、思わずチャレンジしたくなったり好奇心が湧くテーマを設定します。また、あえて「悪い会議を分析してみる」など、ユーモアや逆転の発想を取り入れたケースもあります。
これらの「やってみたくなる仕掛け」を入れることは、ただ面白いだけでなく、参加者の自発性や創造性を刺激することで、参加者同士の協働が促進し、新たな価値を生み出すことに繋がります。(しかし、単純に面白くなければつまらない!のでアイデアを考えてしまう自分もいます)

3. 人の力を信じ、可能性を広げる

私は、人間は自身が想像する以上に可能性や能力を秘めていると信じています。例えば、極度にシャイだった新入社員が、個室での営業アポ電話を許可したことで誰よりも多くのアポイントを獲得した事例や、高校生を対象にした「新入社員を爆速でデジタル人材に育成する方法」ワークショップで、大人では想像もつかないような本質的なアイデアが生まれた経験から学びました。
VUCA(不確実性・変動性が高い)と言われる現代では、組織やコミュニティの進むべき道を一部の人の考えだけで決めることは困難です。だからこそ、全員が組織やコミュニティに貢献できる力を発揮できるように個々人の可能性を引き出すことが必要不可欠だと考えています。
ということで、ワークショップでの「思わずやりたくなる仕掛け」と「他者との協働作業」を通じ、参加する個々人の多様な視点や知恵が引き出されることで、参加者のみならずそのコミュニティ全体の可能性が広がる場になると思います。このことが、私をワークショップデザイナーでありたいと思わせる根幹であり、デザイン・ファシリテーションをする際に最も重視している点です。

ワークショップ実績

https://note.com/urban_guerrilla/m/m9424571fb149

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