TANAKA MINORU 田中実(みのP)
PROFILE
ワークショップデザイナーとして、高校・大学での授業や地域の場づくりに取り組んでいます。私が大切にしているのは、人と人との関係性が育つ時間をていねいに設計することです。安心して話せる空気があると、考えは深まり、新しい視点が生まれます。そのために「問い」と「対話」を中心に、正解を急がず、一人ひとりの経験や気持ちを出発点に進めます。
ワークでは、LEGO®ブロックを使って考えを形にしたり、カードゲームで状況を体験したり、楽しく学べる仕掛けを入れています。手を動かすことで言葉にならない思いが見えてきたり、他者の考えを自然に尊重できたりするのが、こうしたツールの良さです。
また、マラソンやトライアスロンにも取り組んでおり、日々の挑戦を通して「続ける力」や「小さな達成の積み重ね」を実感しています。学びの場でも、参加者が無理なく一歩を踏み出し、次につながる手応えを持ち帰れるような場を一緒に育てていきたいです。
認定WSD資格 取得年度
2025
主な活動地域
山梨県在住です。どこにでも行きます。オンラインでも。
私のワークショップを語る3つのキーワード
※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。
人間ならではの問い
対話
メンタルモデルのメタ認知
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人間ならではの問い
長年の教員生活で「正解」を導くことに傾倒してきたからこそ、いま、私は「正解のない問い」の力に強く惹かれています。正解のない問いに向き合うとき、人ははじめて主体的になり、学びは他人ごとから自分ごとへと変わるという思いは変わりません。特に生成AIが進化し、誰もが答えを即座に手に入れられる今だからこそ、自分の感情や経験と深く結びついた「人間ならではの問い」を生み出す力が試されていると再認識しています。私自身、心を揺さぶるような問いに出会いたいと願い続けています。問いは、参加者だけでなく、ファシリテーターである私自身の学びをも開いてくれる大切な入口なのです。
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対話
対話とは単なる情報交換ではなく、相互理解を通じて関係性を新しく築き直すプロセスです。そしてワークショップとは、参加者が日常の肩書きを脱ぎ捨てる「脱・役割の装置」です。大人と子ども、教員と生徒、あるいは組織のリーダーと現場のスタッフといった立場の違いがあっても、対話を通じて同じ本質でつながり、共通認識を持てることこそが、ワークショップという場の豊かさだと感じています。 また、対話において私が大切にしているのが、個人や組織の強みに光を当てる「ポジティブ・アプローチ」です。悪いところを直す「問題解決」の思考だけでは、既存の枠組みの中のマイナスばかりに目が向いてしまいます。そうではなく、すでにある可能性や「本当はどうありたいか」という前向きなエネルギーに光を当てることで、一人では決して思い描けない新しい場所へ私たちは辿り着けるのではないかと感じています。
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メンタルモデルのメタ認知
「メンタルモデルのメタ認知」とは、誰もが無意識にかけている「見えないメガネ(思い込みや思考の癖)」に気づくことです。これは参加者だけでなく、私自身にこそ必要なプロセスだと感じています。長年の教員生活で私に染み付いた「正解へ導く」という思考の枠組みは、想像以上に手強いものです。だからこそ、ファシリテーターとして、まず私自身がこの枠組みを客観視し、意図的に手放す「アンラーニング」の実践者でありたいと願っています。ワークショップという非日常の場では、よい問いに向き合い、他者との対話を重ねることで、普段は無自覚な自分の思考の癖に気づくことができます。それを無理に変えようとするのではなく、ただ静かに見つめ直す、そんな「自分自身との再会」のきっかけとなるような安心できる場づくりをしていきたいと考えています。
ワークショップ実績
・「2030SDGs」「SDGs de 地方創生」「モリトミライ(moritomirai)」「脱炭素まちづくりカレッジ」ワークショップ
・LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎ メソッドと教材活用ワークショップ
・ABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ®︎) 等