プロフィール

地域や組織に「学び合い」の文化を広げるために。
わたしたちは、どうすれば学び合えるのか。あらゆる社会課題の根源には「学び合えていない」ことがあるのではないか——そんな問いを抱えながら、対話の場を地道につくり続けています。予定調和ではなく、参加者との対話の中から創発的に生まれる問いを大切に、地域や組織に「学び合い」の文化を広げることを目指しています。

経歴|川崎市多摩市民館職員(2026年4月〜)、東京農工大学 産学官連携研究員、ソニー株式会社にて研究開発職を13年間経験
専門|ワークショップデザイナー, 社会教育士, 博士(工学)

認定WSD資格 取得年度

2025

主な活動地域

川崎市

私のワークショップを語る3つのキーワード

※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。

ヤッテミル

トウテミル

カエリミル

1. ヤッテミル

経験してみること。
自己理解の基盤は「経験してそこから何を感じるか」である。頭で考えるだけでなく、実際に手を動かし、身体で感じ、他者と関わる中ではじめて、自分の中にある当たり前に気づくことができる。言うまでもないが、生きているということ自体が経験である。しかし日常では、その経験を十分に感じることなく通り過ぎてしまうことが多い。ワークショップは、すでにしている経験を改めて感じ取る場であり、また、新たな経験をデザインできる貴重な場である。日常の役割や立場から離れた、フラットな関係性での協働的な経験は、ワークショップを終えた後の元通りではない新たな日常をつくる。そのような経験の場を準備することが、私の役割である。

2. トウテミル

問うてみること。
ワークショップにおいて、問いを共有することを大切にしている。問いを共有できる関係性、すなわち信頼関係をつくることが、協働的な学びの基盤となる。相手が何を「わかりたい」と感じ、「わかろうとしている」のか。その他者の「わかろうとすること」に向き合うことが、他者と学び合うということである。
ワークショップデザイナーとして、気づきをデザインすることは重要である。しかしそれは「答えへの気づき」ではなく「問いへの気づき」のデザインである。対話からうまれる、予定調和ではない「問いへの気づき」の中にこそ、協働的な価値創造が生まれる。参加者同士が一緒に「わかろうとすること」に向かう、問いの共有を支えることが、私の役割である。

3. カエリミル

省みること。
ワークショップにおいて、省察を学びの起点として位置づけている。人は何かを始めようとしなくても、すでに何かをやっている。まずは日常の経験を振り返ることから始める。「昨日何をしていたか」「今日どう感じたか」。その振り返りの中で、自分の中にある自明性に気づき、そこから新たな問いが生まれる。省察は終わりではなく、次の経験へとつながる螺旋状の学びの起点である。
ワークショップデザイナーとして、参加者の省察を支えるだけでなく、自分自身の実践を振り返り続けることも重要である。一つ一つの実践から新たな気づきを得て、それを次の実践へとつなげていく。実践と省察を往還しながら、学びのプロセスを支え続けることが、私の役割である。

ワークショップ実績

哲学カフェ「哲学のおと」、読書会、多世代ワークショップなどを毎月開催。年間30件以上のワークショップを企画・実施しています。
https://note.com/murakem/m/m599770b2e7f9

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