プロフィール
俳優・アートコミュニケーター。フリーランスアーティスト。京都在住。
「演劇をベースにコミュニケーションの領域で活動する俳優」として活動。
児童生徒や社会人向けに、演劇を使ったコミュニケーション能力向上のワークショップを実践。
そのほか舞台公演や演劇ワークショップはもちろん、多分野アート企画のディレクションなども務め、全国各地で活動。活動領域はラジオパーソナリティ、舞台照明、映像製作、イベント企画制作など多岐にわたる。
特定非営利活動法人子どもとアーティストの出会いにて、プログラムディレクター業務受託。
文化庁事業「文化芸術による子供の育成事業」参画。
1984年5月8日生まれ。岡山大学環境理工学部環境デザイン工学科卒業。
認定WSD資格 取得年度
2014年度
主な活動地域
関西を中心に全国。
私のワークショップを語る3つのキーワード
※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。
発見を伴う
共同的な学び
安全で安心な
コミュニケーションの場
アートを
下敷きに
1.
発見を伴う
共同的な学び
ワークショップを一言で表すならば、発見を伴う共同的な学びの手法、だと考えます。参加することで、その人にとって既存のものや見解とは異なる新たな発見があること。その発見はひとりではなく他者との掛け合いの中で生まれる活動であること。そして参加者の立場や知識、経験に関係なく全員に学びのある場であること。これらを満たすものがワークショップであり、そのようにプログラムされていること、そしてファシリテーターが誘導・伴走できることが大切だと考えます。
2.
安全で安心な
コミュニケーションの場
学びあるワークショップの場であるために、安全・安心な場であることは必須だと考えます。物理的な障害を取り除くことで、危険を感じることなく安心してのびのびと活動ができること。参加者の立場や経験の違いから生まれる齟齬を取り除き、立ち位置やスタートラインを揃えること。分け隔てなくお互いを認識し、円滑な議論や交流がなされるよう促すこと。そうすることで参加者同士の心と身体の安心を確保でき、活発なコミュニケーションが生まれ、結果として誰もが楽しみ、面白いワークショップになると考えます。
3.
アートを
下敷きに
自身のワークショップは、演劇、音楽、ダンスなど、様々なアート分野を下敷きにしています。それらのアーティストが普段行っていることを身近なものとして捉えてもらうことから始まります。また参加者もワークショップごとに大人から子どもまで様々なため、それそれが捉えやすい言葉や表現にして伝え、全員の目線で一緒に楽しめるようプログラムを組み、ファシリテーションします。そしてワークショップの目的ごとに分野やアーティストを変えることで、目的に対するアートの有用性を最大限に活かし、参加者にとって発見のあるワークショップを実施しています。