プロフィール

キャリアカウンセラーであり、組織開発ファシリテーターであり、哲学対話ファシリテーターであり、認定寺子屋の先生である、現役サラリーマン。心理学的な知見を基礎に置きつつ、 本質探究を目的とした対話型の場づくりを一貫して実践。

認定WSD資格 取得年度

2017年度

主な活動地域

関西圏、関東圏、オンライン内

私のワークショップを語る3つのキーワード

※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。

対話の場

本当の安心安全

かかわりの力

1. 対話の場

職場等における会議の場で経験するような「議論」の場ではなく、また、知人との気軽な会話で経験する「雑談」の場でもない、参加者が相互に考えや想いを受取り合い、影響を与え合えるような良質な『対話』の場をつくることを基盤とする。 真の対話の場をつくっていくにあたり、哲学対話の場において使われる以下の8つを、対話の場に参加するにあたってのあり方の前提としている。 ①何を言ってもいい。②否定的な発言はしない。③発言せず、ただ聞いているだけでもいい。④お互い問いかけるようにする。⑤知識ではなく、自分の経験に即して話す。⑥まとまらなくてもいい。⑦意見が変わってもいい。⑧わからなくなってもいい。

2. 本当の安心安全

カウンセラーはクライエントに対峙するにあたって、「受容」「一致」「共感」の3つ※のことを、自身のあり方として重視されるが、参加者が相互にこれに近い状態で対話に臨むことで、本当の安心安全を感じるような経験をするということに重点を置いている。 ※「受容」様々な価値観の他者の意見を自分の基準でジャッジする事なく、受けとめ、受け容れること。 「一致」ありのままの自分、本来の自分である 自分軸 に、しっかりつながったあり方。 「共感」他者の状況や感情を感じつつ、寄り添い、そばにいるような感覚でのかかわり。 良質な対話の場においては、本当の安心安全な感覚を覚えるような空気が流れていて、そういう場においては、その場にいる人、それぞれが持っている本質的な想いや感情、価値観を、お互いに出し合えることが出来るんだということを経験、実感できるような場を、対話をベースとしてつくっていくよう心掛けている。

3. かかわりの力

この場に参加するという経験を通じ、それぞれの参加者が、自分自身の職場や家庭、所属するコミュニテイ等、日常の場においても、よりよいあり方、かかわり方を、実践していくことにつながっていくような経験のできうる場をつくるということを、意識し、大切にしている。 人は、本当に安心安全であるという感覚を持てる場で対話することにより、新しい価値観を手に入れたり、自分自身を深く内省したり、一人では実現できないような経験をすることができるんだということを実感することで、人と関わるということの大切さや、喜び、可能性を再認識し、結果、人間に対する、また、人間同士の関係性に対する希望を感じるという経験の出来るような場をつくることを、根源的な目的としている。

ワークショップ実績

以下のフレームで毎年数回の開催(不定期:直近は哲学対話を中心に開催)
◇哲学対話(一つのテーマについて、自由かつ深く探究する対話の場)
◇対話をベースとした関係性や対話についての学びの場
◇ワールドカフェ