プロフィール
オフィス環監未来塾 代表/研修講師/講座企画・運営/職場OJT支援/問題解決相談/BCP作成支援/ファシリテーター/ワークショップデザイナー
1958年 東京都生まれ、東京都在住。
保健所37年勤務。うち環境衛生監視員として32年勤務。ビル衛生検査、水の衛生等の公衆衛生業務を生かして、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨等の被災地の避難所衛生対策で活動した。その経験を生かし、災害時の衛生の現場力・スキルを高めるための、環境衛生監視員、保健師、防災関係者の人材育成に関わる。
2022年 研修講師として独立。
現在は、ワークショップスタイルの参加・体験型講座を軸として『楽しみながらいっしょに学び、すぐに使えて、かつ一生使える現場力・スキルを身につけられる』講座づくりを目指している。
<保有資格>
・一般財団法人生涯学習財団 認定ワークショップデザイナー
・防災士、防災トイレアドバイザー
・さるけなぶる(避難所運営学習ツール)認定ファシリテーター
・建築物環境衛生管理技術者
・入浴施設衛生管理者
認定WSD資格 取得年度
2021年度
主な活動地域
日本全国(対面・オンラインどちらでも可能です)
私のワークショップを語る3つのキーワード
※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。
楽しくなくちゃワークじゃない
新しい角度からみる
自分が変わるきっかけの場
1. 楽しくなくちゃワークじゃない
楽しくないと続かない。集まらないのは、つまらない。だから、楽しいワークショップをつくります。 ワークショップに自主的に参加してほしい。そのためには、楽しく感じられるワークショップをデザインします。企画の段階から「このワークのところ、楽しい?」と問いかけながら、テーマは真面目であっても、やることは楽しい仕掛けをつくります。たとえば、防災をテーマに、「非常持出袋に入れる、あなたの意外な物は何?」、ファシリテーターの私は「ペットボトル型の携帯お尻洗い」、そんな展開で参加者の自由な発想を引き出します。
2. 新しい角度からみる
いままでと違う視点を、参加者の皆様に提供します。 公衆衛生の衛生監視指導は、たとえば、旅館・ホテル・公衆浴場・理髪店・美容室・クリーニング店などへ行き、施設の衛生上の問題点、改善点を指摘します。 ワークショップでは、固定概念をやぶり、相手の悪い点だけではなく、相手の良い点、活かすことができる人や物の資源をピックアップして、新しい角度から改善点を考えてみます。具体的には、店主の誠実さを改善の行動に結びつけて、「いっしょに考えて見ましょう」として「改善策の選択肢」を示し、相手が自ら考えて、できることを行動に移すことです。
3. 自分が変わるきっかけの場
ワークショップは、行動変容のきっかけの場になり得ます。参加者の皆様の行動が変わるきっかけを提供します。 行動変容には、参加者の皆様に自分を動かす何かを感じてもらうことが大切です。私が体験したストーリー、エピソードから、「私もそう思う。それをやってみたい」と自分ごととして捉えてもらいたいと思っています。たとえば、防災のワークショップのテーマに「避難所の衛生対策活動」があります。東日本大震災での私の現地での活動の原点は、1995年の阪神・淡路大震災にありました。現地を見て、自分の仕事が人の命・健康を守ることに貢献できると思ったことでした。 ワークショップを、自分が変わるきっかけの場にできるようつくります。
ワークショップ実績
・災害時の避難所の衛生対策(対象:一般向け)
・災害時の避難生活の衛生・感染症対策を考える(対象:大学看護学部学生)
・災害時の避難所の衛生対策、保健所・環境衛生監視員の視点から(対象:保健所・環境衛生監視員、保健師)
・新型コロナウイルスと環境衛生監視員の接点(対象:保健所・環境衛生監視員)
・効果的な指導・助言のためのコミュニケーション・スキル基礎編(対象:保健所・環境衛生監視員)
・公衆浴場等のレジオネラ症対策を考える(対象:保健所・環境衛生監視員)
ほか