プロフィール

組織で働く人々が多様な価値観を受容できるようにしていくことをテーマにワークショップ型の研修を提供しています。

株式会社コラボレイティヴ 代表取締役

研修講師
ナラティヴ・セラピスト
キャリアコンサルタント
健康経営エキスパートアドバイザー
人事・戦略・スタートアップ支援コンサルタント
中小企業診断士、税理士

認定WSD資格 取得年度

2021年度

主な活動地域

オンラインで全国対応しています。

私のワークショップを語る3つのキーワード

※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。

誰もが主役であることを感じられる場づくり

多声の中から小さな差異を見つける場づくり

誰も責めない対話の場づくり

1. 誰もが主役であることを感じられる場づくり

誰もが自分の人生物語の主役です。誰もがそれを求めて生きていると思います。時に、それを忘れてしまったり、それを傍に置いていたりした時に、自分が、自分の人生のハンドルを握っていることを思い出せる場にしたいと、いつも考えています。人は誰もが可能性を持っています。それに気づかずにいるとき、 「人は言葉にしてみて初めて自分が考えていることを知ることができる」という言葉が役に立つと思います。また、それが、そこにあると誰かに認証してもらった時、確かな安心感を得られるものなのではないでしょうか。だから、誰もが自分の中から生まれた言葉を、発することができる場であることで、自分が考えていることを知ることができる場でありたいと思います。

2. 多声の中から小さな差異を見つける場づくり

自分一人では、可能性が広がらない時、誰かの言葉をヒントに、自分を振り返り、違いを生み出していくことができます。ワークショップの場に求めるものも、そこから何かを得たいからなのではないでしょうか。それがお互いに与えられる場になれば、良いと思います。一方、その人にとって違いを生む差異が、何であるかは、その人でないとわかりません。それは誰かから与えらるものではなく、自ら発見し、選び取るものだと思います。良かれと思って差し出した言葉が、相手に受け取られない場合もあると思います。それでも多くの声がそこにあることによって、自由に受け取れる場であることが大事なのだともいます。だから、多くの声が、場にあることが大切なのです。 そのため、どの声も等しく大事にされる場づくりを目指しています。

3. 誰も責めない対話の場づくり

誰もが可能性を持っているのに、人は相手を理解できないと、その人を責めてしまうことがあります。しかし、もし、その人の背景を知ったなら、理解できる側面もあるのではないでしょうか。だから、その人の背景がわかるまで、聴いてみる観察してみることができる場でありたいと思います。その場に参加しない誰かを責める言葉も、その人の背景を知ろうする好奇心を忘れさせてしまいます。それは、人と生きることの可能性を狭めてしまうと思うのです。 誰も責めない会話は、問題を観察することを可能にします。 問題を観察することで、問題からの影響を言葉にすることもできます。問題からの影響を言葉にすると、自分が大切にしたいことを言葉にしたくなると思います。それは誰にとってもも同じなのです。問題を観察して、誰もが自分が大切にしている価値観があることを感じられるとき、私たちが感じる関係性の問題からも、自由になる道も見えてくるのではないでしょうか。 ここを目指して、自由な対話であるとともに、誰も責めない対話が続くことを心がけたいと思います。

ワークショップ実績

<希望を掘り当てる質問を考えるプラクティス>
話し手が話したいことを話して希望を掘り当てられる質問を探求するプラクティスの場です。
話し手にとっても、聞き手にとっても、支配的な物語の背後にある、希望の物語を掘り当てられる問いかけを探求していきます。
言葉にすることで新しい視点を得ることを目的としています。

<「当たり前」を解きほぐす協働する会話のプラクティス>
あなたの日常生活や活動の中で、普段は意識していないけれど、改めて考えると、そこには、ある「当たり前」があるかもしれないと感じるときはありませんか?
その「当たり前」を「当たり前」にしている考え方や信念の正体を探索してみることで、距離が取れたり、気づかなかったことが見えてくることがあるかもしれません。

<希望を掘り当てるメディエーション(調停)のプラクティス>
ナラティヴ・アプローチによるメディエーション(調停)を練習する会です。
ナラティヴ・アプローチでは、関係性の修復に至らない場合でも、「対立」から生まれる不快感から心の平和を取り戻すことを目指しています。
「対立」の物語を生きる人々は、それぞれの立場から、自分たちの言葉で完全に筋が通った「対立」の物語を作り上げています。
ナラティヴ・セラピーで始められた外在化会話法を使って、相手を責めるのではなく、「対立」という問題を問題としてお互いに観察できるような会話空間を作っていきます。
この過程で、自身が置かれた立場や価値観から、物事を見ていたことに気づくとき、相手もまた、自分と同じように、その人が置かれた立場や価値観から物事を見ているという構図に気づいていきます。

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