プロフィール

武蔵野美術大学大学院視覚伝達デザイン修了。造形修士。N.G.incを経て、2011年デザイン事務所フューチャーズ設立。視覚化するデザインと、その手前の、ユーザーインタビュー及びアイデア創発や、価値を導き出すワークショップまでを行なっています。また、誰もが心を解き放つ場を作るアートとしてのワークショップも行なってます。
手仕事系、AI等テクノロジー系、中小企業のブランディングなどのデザイン。
東京ビエンナーレ2021・ソーシャルダイブ選出アーティスト「屋上区-屋上めぐり-」

認定WSD資格 取得年度

2021年度

主な活動地域

東京・神奈川・千葉・埼玉

私のワークショップを語る3つのキーワード

※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。

フラット

さりげなさ

準備(川をつくる)

1. フラット

・何かアイデアを考えたり、ものを作ったりする時には、とても正直である必要があると思います。そのために、自然にいられる雰囲気や、手を動かしながら考えていくことを大事にしています。
・あえてファシリテーター対参加者という構図を極力つくらず、「いちメンバーとしている」という参加者よりの視線を持ち一緒に行うという姿勢をとっています。しっかりと安心して参加者が考えを発言できる場作りを意識しつつも、あくまでも情動的でも親切すぎもしない、フラットな姿勢で臨みたいと思います。

2. さりげなさ

・「さりげないワークショップ」をすることができたら、とても嬉しいのではないかということに気が付きました。「さりげない」というのは、無理をしなくても、いることができて、自然と自分で考えて、それを他者と共有することできる場のことです。一つのことに対して、それを考えていくことで、ゆっくりと夢中になっていき、人と共有するタイミングがあり結果場が温かくなっていくような、そういったものです。
・人のアクションについては自由度がありつつ、空間デザイン・プログラムデザインとしては、確立されたものにすることで、参加者が、落ち着いて、一緒に場を作る感覚で参加できるワークショップになるのではないかと思っています。
・自分のことを内省するタイプのワークほど、何か動作をしつつ1人で考える時間を取る、また、外側にある物事こそ、他者と共有することがポイントなのかなと考えています。理想としては、ファシリテーションが不在なくらいで回るような場を作り込んだワークショップをアートの分野では目指して見たいと考えています。

3. 準備(川をつくる)

・アート系の分野では特に、空間デザインに注力することで場の力を存分に借りたワークショップを設計することが可能だと思っています。また企業系のワークショップでは、プログラムデザインにおける課題設定を丁寧にしていくことで、参加感の良いものにしていきたいと思います。本来なら回ごとに予行演習ができると良いのですが、なかなかそういう時ばかりではないので、一回一回の振り返りをして、どんどんと改善していきたいと考えています。
・ワークショップ当日だけでなく、ワークショップの相談を受けてから実施するまでの道のりも、依頼者と協働しながらそこに一つ筋が通るような、(一つの川がそこにあるような)ものにしていくことを目指しています。

ワークショップ実績

2021
ユーザーインタビュー・価値を発見するワークショップ(株式会社 青木屋)
東京ビエンナーレ 「屋上区 ─屋上めぐり─」のプログラムとして 「ウィッシュバルーン」

2018
みんなのかみすきvol2.(銀座ファクトリエ)
みんなのかみすきvol1.(iiBlidge)

2017
アイデア創発ワークショップ「未来地図」(株式会社 協和)

事例
https://ftr-s.com/projects/miraichizu/
https://ftr-s.com/projects/kamisuki2/

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