プロフィール
NPO法人マナビエル代表理事、 社会教育士、キャリアコンサルタント、横浜市学校地域協働推進員、言語化のための教材とワークショップのデザイナー
生まれも育ちも横浜市。大学で建築学を学んだのち、株式会社INAX(現在の㈱LIXIL)で提案・相談業務に15年従事、延べ5,000件の施主様や業者様のコーディネートに携わる。暮らし方や価値観の多様性を知り、その相手に必要な情報を選びわかりやすく伝えるスキルを身につける。その後フリーになり、収納計画相談や講師などの活動を通して、ますます「伝える力」の大切さを感じ説明力の手法を学ぶ。
その後、2018年にNPO法人マナビエルを設立、自分らしい言葉の表現のサポートを開始。現在は「自分を言葉で伝える力」を伸ばすためのランゲージアーツの学びの場づくり、豊かな言語化による自己実現とキャリア形成の支援を行う。
認定WSD資格 取得年度
2022
主な活動地域
東京、神奈川、全国、アメリカ
私のワークショップを語る3つのキーワード
※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。
言語化からはじめよう
相互に受け取り合う多様性
正解のない学び
1. 言語化からはじめよう
私のライフワークは、一人ひとりが「ことばで自分を伝える力」を発揮できるよう応援すること。ただことばにするだけでなく、人は、自分らしいことばと表現方法こそが、選択や行動につながると考えています。具体的には、話す、聞く、読む、書く、見る、伝えるの6つの言語技術を豊かに使って、自分の考えや思いを言語化することが、「ことばで自分を伝える力」の一歩となります。それが自然とできる場が、ワークショップです。
2. 相互に受け取り合う多様性
ことばや文章の表現については、大人になっても苦手意識を持つ人が多いものです。その原因に、幼少期に正解を求めてしまいがちな学習環境にあったり、ことばで伝える場において評価や成功体験を得にくかったりしたことも挙げられます。自分らしい表現と出会うためには、まずは自分を理解することも大切ですが、他者と表現を受け取り合い認め合えること、多様性の中で自分らしさに自信を持てることが大切だと考えています。それができる最適な場が、ワークショップです。
3. 正解のない学び
人生100年時代、予測困難なVUCAの時代と言われる今、正解のない問いをみんなで囲み、座り、ことばを交わすことが大切だと思います。誰もが、感じたこと、考えたことに間違いはありません。自分を言語化し、持ち寄り、お互いに伝えあうことで、よりよい納得解や最適解を探ることができます。その過程を楽しみながら、信頼や関係性をつむぎ、正解のない学びを創造していけるようなワークショップデザイナーになること、それが私の目指すことです。