プロフィール

私は現役の教員として、中高一貫の学校で国語を教えています。生徒と接する中で感じることは「対話」の大切さ。他者との対話。自己との対話。対話によって、未来が創造されていく。その大切さは、なにも教育の場に限ったことではありません。

職員室・学校は、働き方改革の名の下、ICT機器の導入や労働環境改善のため、情報の共有は会議ではなくデジタルで行われるようになってきました。そのような中、各人の抱えている思いを共有する場が徐々に失われつつあると感じています。もはや「対話」は、意図してその場、機会を設けないと生まれてこないものなのでしょう。これも、教育の場に限ったことではないのかもしれません。

対話の場を生み出すために、そしてこれからの新しい働き方を模索するために、「副業する先生」として、学校・企業・NPO等にワークショップやコーチングを提供しています。

・LEGO®︎SERIOUS PLAY®︎メソッドと教材活用の認定ファシリテーター
・コーチングの国際資格取得に向け学習中

認定WSD資格 取得年度

2022年度

主な活動地域

主に静岡で活動しています。お呼びいただければどこでも参ります。

私のワークショップを語る3つのキーワード

※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。

対話

セルフコーチング

行動変容

1. 対話

日常にICTが当たり前のように用いられるようになり、人々の暮らしや仕事における利便性が向上するようになりました。特に仕事においては「働き方改革」の言葉のもとに、ICTの持つ利便性は効果を発揮しており、人々の作業における時間の短縮に貢献していると言えます。ただし、利便性の向上は、人々の持つ様々な考えを「情報」に集約させ、その情報に至る様々な感情や思いは、言外に放り出されるようになってしまいました。そうした現状に鑑みれば、もはや偶然に発生する対話は期待できず、意識的に、意図的に対話の場を創り出すことが今後求められてきます。

自分の意見と他者の意見を比較しながら、違いを明確にし、その違いを組み合わせて、新たな価値を創造する。対話には、未来を創造的に生み出す力があります。そうした対話の持つ力は、個人の、また組織やチームの未来を、今以上に価値のあるものに変えてくれる力をもっています。

私の行うワークショップでは、こうした「創造的対話」を生み出しながら、個人や組織が未来志向になれるようお手伝いするものです。

2. セルフコーチング

私の行うワークショップでは「参加者自身が自らの行動を振り返りながら、新たな発見や気づきを得る」「物事を多面的に見ることができる」「固定観念や思い込みをなくす」「目標達成に向けたモチベーションをたかめる」といった4点を獲得できる活動を目指しています。これらを獲得することによって、求めるべき答えに向かって自分で答えを出せることや、これまでの自分の価値観を疑いながら、新たな価値観を受け入れるマインドを醸成することも行っていきたいと考えています。そうしたマインドを持つことは、仲間とともに未来を創造するうえで、組織の構成員それぞれが主体的に動くために重要な点であると考えるからです。

これはまさにコーチングであると私は考えています。コーチングについて、コーチAのHPには次のように記載があります。「その語源は【馬車】でした。馬車の役割は、「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」ということです。そこから派生してコーチングは、「人の目標達成を支援する」という意味で使われるようになりました。」

この言葉の通り、参加された方には、目標達成のために自ら行動できるよう変容していただくことを目指しています。

3. 行動変容

私のワークショップでは、「対話」を通じて、参加者一人一人が自らの行動、チームや組織の行動を振り返りながら、これまでの価値観を疑い、新たな未来を創造できるようになることを目指します。ワークショップに参加した参加者が、参加したことで満足して終わるのではなく、新たな未来を創造していくためには、これまでの自らの行動とは別の行動(もしくは行動を強化する)に取り組む必要があります。その取り組みは、傍目から見て大きいものもあれば、マインドが変化するようなレベルまで様々ですが、なんらかの変化が行われることでその人物の生き方が変わり、未来の変化へとつながっていくことになります。

そうした未来の変化を求めるのであれば、行動が変わること、即ち行動変容が必要です。私はワークショップの設計を行うにあたり、参加者の「行動が変わること」を意識しながら、その点において結果が出せるようなワークショップデザイン、ファシリテーションを行っていきたいと思います。

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