プロフィール

UXデザイナー/インフォメーションアーキテクト/ワークショップデザイナー

2011年よりWeb制作会社のディレクターとして、大規模なコーポレートサイトやWebキャンペーンの企画・制作を経験し、2020年にネットイヤーグループに参画。

現在はUXデザイナー/IAとして、利用者視点に基づいたリサーチによるサービス体験〜プロダクト設計、ディレクションや、専門家視点によるデジタルプロダクトの評価・改善案の提案、ならびにUX視点での研修ワークショップの開発やファシリテーションを行っている。

ワークショップデザイナー、ファシリテーターとして青学WSD36期を修了。
UXデザイン・サービスデザインの文脈で、ユーザーやプロジェクトメンバーと共にプロダクト・サービスの企画設計を行うワークショップや、UXデザインプロセスを体感しながら学ぶワークショップを提供している。

●保有資格
HCD-Net認定 人間中心設計専門家

認定WSD資格 取得年度

2022年度

主な活動地域

東京およびオンライン

私のワークショップを語る3つのキーワード

※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。

違い・多様性から生まれる価値を信じる

自ら体験する

未来に向かって歩める場や関係性を作る

1. 違い・多様性から生まれる価値を信じる

等質性・同一性が強い場では、複雑化する社会や状況の課題を解決することが難しいと考えています。立場、考え、経験が異なる人々がワークショップの場に集まり、それぞれの思いを知ることを楽しみあう。考える・提供する立場にある人の一方だけではなく、使う方、現場の方、当事者の方、副次的に関わっている方など、場の視点やそれぞれの持ち寄った背景が豊かになることを始まりとして、互いの思いを知り、盲点に気づくことから生まれる変化を大切にしています。

ワークショップに参加した方がただ学ぶ、知るだけでなく、新たな視点を獲得して次の一歩を踏み出せるような場づくりを重視しています。ワークショップや対話が必要ではないか、と感じられている方にも、どのような思いや目的を持たれているのか丁寧にお伺いし、共にワークショップを作っていくプロセスを通じて気づきを持ち帰ってもらえるような双方向性のあるコミュニケーションが大事だと考えています。

2. 自ら体験する

参加者が自ら触ってみる、観察してみる、試してみる、感じてみる、当事者を巻き込むといった、実体験を第一に伴うことを大切に考えています。私自身がUXデザイナーとして重視している考え方でもあり、頭の中で論理立てて結論を導き出すのではなく、実際に自分で体験したり、第三者から受け取った対話によって得た知覚、認知を土台として考える。机上のみで積み重ねるのではなく、実際の現場や利用者・状況を参加者が体験する・知ることから無意識の当たり前に気づくことを重視しています。

3. 未来に向かって歩める場や関係性を作る

最終的にはファシリテーターの介入がなくとも参加者だけで進め方や内容を深く考えられる主体的な関係性、場作りを大事にしています。私が離脱しても機能する場を理想としていて、参加者の自立性や関係性を持った場の持続性が生まれることを目指しています。

そのために、参加者や依頼者とのリフレクションを重視し、ワークショップ内外で振り返りをこまめに行うことで、場で起こったことの意味づけや次回に向けたケアなどを厚く取り入れています。

ワークショップへの参加後、自分たちだけでもテーマを持って対話や合意形成を進めてみようと思える。前向きに仲間と課題に取り組んでみようと思える。そんな関係性や主体性が生まれるきっかけとなることを常に意識しています。

ワークショップ実績

・システム開発企業さまへのデザイン研修ワークショップ
(2020年〜現在)
 https://www.netyear.net/works/transportation/nft/

・事業会社さまとのサービスリニューアル企画ワークショップ など

Contact