プロフィール
日用品メーカーでデザインリサーチャとして働きながら、イノベーション創出(新事業、新製品、サービス)に関するワークショップ開催を行っております。
私はワークショップデザイナーとして、顧客をイノベーションの中心に据え、思考や情報を整理し、集めるべき情報、作るべきアイデアを創出することにプロジェクトが注力できるよう支援を行っています。
優れたアイデアを生むためのプロセスを意識しながら、ワークショップのなかで
・なんのためにアイデアを考えるのか、戦略におけるどういう位置づけか
・アイデアは誰の、どんな問題を解決するための手段なのか
・アイデアの種となるアナロジー、情報の収集、再結合をどう行うのか
・メンバーの脳のクロストークをどう促進するのか
を意識して、プロジェクトメンバーや参加者がプロセスに集中、没頭、熱狂できるように支援させていただきます。
認定WSD資格 取得年度
2022年度
主な活動地域
オンライン、東京、神奈川など
私のワークショップを語る3つのキーワード
※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。
没入への足場架け
目的やチームに合わせたスタイル
参加者視点
1. 没入への足場架け
・よりプログラムに集中して、楽しんで参加してもらうために、丁寧な足場架けを意識したプログラム構成を心がける。
・参加者によって得意不得意は様々で自分はすぐできても、参加者がすぐできるとは限らない。アイスは心理的なハードルだけでなく、プロセスへの慣れ、習熟という観点もある。何が超えるべき、壊すべきアイスなのかを見定め効果的な足場架けのデザインを大切にしたい。ただし、丁寧すぎると冗長になり、飽きを誘発するために相手のスキルや能力に合わせたチューニングが必要。
・足場架けはアイスブレイク的な目的のほかに、漫才のフリ、落語の枕のような伏線のような効果もあり、「だからあれをやったんだ」「なるほどそうつながったんだ」という面白い体験にもつながる
2. 目的やチームに合わせたスタイル
そのプログラムの目的、目指すアウトプットに合わせて当初のデザインの形や流れにとらわれず効率的な学習のスタイルに切り替える柔軟さを大切にする。柔軟に切り替えるという行為は事前の準備と経験(引き出しの多さ)が大事。本当にやりたいこと、より大事にしたいと感じ取ったことなどの目的を中心に置きつつ、個人/みんなでやるべきか、じっくり時間をかけるのか/スピードワークなのか、王道で行くのか変化球で行くのかといったスタイルも加味しなが切り替え組み合わせていく。
3. 参加者視点
・十分時間をかけて作ったプログラムありきではなく、参加者の様子をしっかり観察しながら、大胆に柔軟にプログラムは変容させる。その際には目的はブラさないように何を成し遂げたいのか、その目的を階層的に理解し、どこまで変えていいのかをはっきりさせておくことが重要。そのうえで、参加者の様子を観察しフィット感を高めるために柔軟性を持つ。
・参加者も均一ではない。参加者間のスキルや知識のギャップがある。そのことを考慮に誰にアジャストするのか、なににアジャストするのかは冷静に見極める。
ワークショップ実績
年間5~10案件程度