プロフィール
株式会社キャリアンサンブル 代表取締役
一般社団法人あしたの働き方研究所 理事
食品メーカー・化粧品メーカーにて、営業職として新規開拓や営業支援、人事教育部門で採用、評価、全社・全国取引先への教育施策を立案。
ワーキングマザーの経験やキャリア自律の概念を通して「多様な人が自分らしくキャリアをつくる個人と組織づくり」を目指して、独立。
キャリアコンサルタントとして、年間、400件のキャリアカウンセリング、100件近い研修講師、専門家を集めたプロジェクトワークを実施しています。
<保有資格>
一般財団法人生涯学習財団 認定ワークショップデザイナー
2級キャリアコンサルティング技能士
CCA認定スーパーバイザー(キャリアカウンセリング協会)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
認定WSD資格 取得年度
2023
主な活動地域
関東圏を中心に、オンラインでも活動しています。
私のワークショップを語る3つのキーワード
※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。
あたたかさ
つながる
思わず動き出したくなる
1. あたたかさ
参加者はワークショップに入る時は「なんとなく」「はいらなければいけなかった」など、淡々とした気持ちで参加することもあると思います。しかし、どんな参加者も終わった時には、「自分をありのままに受け入れてみよう」という気持ち、「自分は自分でもOKなんだ」というあたたかい自己受容が生まれていることを目指したいと思います。
そのためには、ワークショップを行う主催者側(設計者、実行者)が参加者をあたたかく受け入れること。更にワークショップの中であたたかな空気をつくること。例えば、参加者の発言を表層的に受け止めるのではなく、発言の背景や気持ちをしっかり受け止め、アクションで返していくこと。これをやるには、主催者の丁寧な準備と経験、覚悟が必要です。その結果、参加者と主催者だけでなく、参加者同士相互の交流が生まれると思います。終わった後に参加者の心にあたたかさが残るのではないかと考えます。
2. つながる
私は「孤立しない社会づくり」を目指しています。孤立することで、落ち込んだり、心身が不調になったり、社会や他者、そして自分にネガティブになることが起きやすくなると思います。孤立しないために、誰でも良いので「つながり」ができること、つながりを作ろうとすることに価値を感じます。ワークショップは自分らしさと向き合う時間だからこそ、終わった後に「だから一人なんだ」ではなく、「だから誰かとつながりたい」「つながれるかもしれない」という希望、期待を持ってほしいと思います。
そのためには、ワークショップの中でつながりを感じる切り口を入れること。それは、感想や意見をシェアする、一緒に行動したからつながる、と簡単なことではありません。参加者同士がシェアをすることでかえって孤独感をもつケースもあります。上記の自分らしさを受け止めるあたたかさをつくることを意図した上で「つながり」を丁寧に設計する必要があります。安易に考えずに多様な参加者を想定して設計すること、ワークショップの間中、つながりを持てているかを配慮したいと考えます。終了時、もっと誰かとつながりたい、と思ってもらえることを目指します。
3. 思わず動き出したくなる
ワークショップを意図をもって設計すると、参加者の自由な発想や行動を妨げることになる、というリスクが発生します。「主催者はこうしてほしいだろう」と参加者が主催者側に気を遣って合わせる感覚が生まれると本来の「参加者が自発的に感じる」という目的から離れてしまいます。
参加者がむくむくと感情がわき、行動したくなる自発的なワークショップを目指したい。そのためにどうするのか。上記の「あたたかさ」「つながる」ワークショップを作りながら意識したいのは、最終的には参加者に預ける、委ねるということです。参加者が何を感じるかは自由(しかし、上記のあたたかさとつながるにはこだわりますが)。その結果、思わず行動したくなる、自発性を目指したいと思います。そのために「わかりにくさの排除」をします。わかりにくいとそのことに囚われて「思わず・・・」ということがなくなります。徹底的にわかりにくさを排除することは心理的安全性にもつながります。リラックスした場づくりをしたいと思います。そのために主催者がリラックスしていることが求められるとも思います。
ワークショップ実績
キャリアデザインワークショップ(年代別)(セカンドキャリア)
ダイバーシティコミュニケーション
両立支援
心理的安全性の高い職場づくり
リーダーシップ形成
タイムマネジメント など