プロフィール
3年前に約37年間勤務した広告会社を60歳定年退職して独立し、個人事業主として活動しています。30~40歳代はタイ、インド、シンガポール、フィリピンにそれぞれ2~3年ずつ海外赴任して、現地に進出している日系企業の現地向けマーケティング活動のサポートをしていました。50歳代前半で帰国後は主に人事部門で人材開発と組織開発に携わり、同時にキャリアコンサルタントやビジネスコーチの資格を取得しました。独立後は、元の会社の子会社と業務委託契約を結び、人事部門時代の経験や知識を活かして、ビジネスパーソン、特にミドル・シニア層の方々のためのキャリアデザインワークショップを定期的に開催しています。何度かワークショップ実施の経験を積んだので、今回WSD資格試験にチャレンジしてみました。まだ1種類のワークショップしか実施していないので、これからはワークショップの対象者や内容のバラエティ(組織開発、社会問題解決、等)を増やしていきたいと考えています。
認定WSD資格 取得年度
2023
主な活動地域
東京都武蔵野市の自宅がオフィスです。仕事では新橋近辺に行くことが多いです。ファンドレイザーの仕事では大阪(枚方市)にも行きます。
私のワークショップを語る3つのキーワード
※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。
準備
ファシリテーション
研修転移
1. 準備
「参加」「協働」「学習」の要素だけではなく、「遊び」「偶発性」「混沌」「楽しい」といったワークショップならではの要素も入れて、これ以上できないと言うほど入念かつ精緻な準備をすることが大切。準備をすればするほど、実際のワークショップでのファシリテーションに「腹が座って」、何があっても落ち着いて対応ができて、良い結果を生みだせると思う。また、ワークショップそのものだけではなく、ワークショップ前後の施策も事前準備しておくことが大切。
2. ファシリテーション
参加者の「参加意欲」、「協働意識」、「学習効果」を高める言動だけでなく、ワークショップならではの「遊び心」、「偶発性や混とんを楽しむ余裕」、そして何よりもワークショップを自分も「楽しむ態度」、等がファシリテーターには求められる。忙しいビジネスパーソン相手のワークショップだと、ついつい準備した内容を正確に時間通りに進行することに気を取られがちになるが、一方通行の講義ではなくワークショップであることを強く意識して効果的なファシリテーションをしていきたい。
3. 研修転移
例えば、「楽しかった」だけで終わり後には何も残らないワークショップでは意味がないと思う。いわゆる学習転移、つまりワークショップで気づいたことがその後の仕事や生活に何らかの形で生かされてこそワークショップをやる意味がある。この学習転移を促進するためには、ワークショップだけではなく、その前後の施策も重要になるので、事前にはワークショップに早く参加したいという思いを募らせるようなレクシャーをして、また、事後にはワークショップを振り返り気づきを再確認してもらうような個別コーチングを行うといった工夫をしている。
ワークショップ実績
毎年春と秋に「キャリアデザインワークショップ」を開催:レクチャー編2時間+ワークショップ篇2.5時間×3回(これまで・いま・これから)、全て今まではオンライン(zoom)