高原 宏（piro）

事後の行動や合意の履行などを促すため、当事者意識の醸成を重視しています。

参加者の各人がワークショップのテーマについて一人称で考える当事者意識を持ってもらうことが、その後の日常・現場に帰って行動を変容する鍵であり、原動力になると考えています。
そのため、ワーク中に各人の言動に対して他者からフィードバックを得て自己認識を高められる機会を設けたり、ワークショップの最終盤に明示的に「ふりかえり」を組み込んで、「自分ごと」として内省や反芻を行えるようプログラムをデザインしています。

事後の行動や合意の履行を促すため、参加者間の関係構築を重視しています。

ワークショップ終了後に日常の現場に帰ってからの行動変容や実行を補強するため、参加者さん同士で話す機会を重視し、同じワークを走り抜いた仲間のような関係になってもらう要素を組み込んでいます。
もしワークショップ後も相談し合い励まし合う仲間ができれば、ワークショップで学んだ行動が促されるでしょう。

ワークショップを通して共に理解し合える仲間と出逢い、協働や共創に一歩踏み出し、日常生活や人生を豊かにできる場を提供していけると嬉しいです。

参加者とのフィット感を最大化するため、透明性と柔軟性を重視しています。

【透明性】予めワークショップの目的・ねらい、プログラムを可視化・言語化して読み合わせることを大切にしています。主催者との読み合わせるでは、目的・ねらいの認識齟齬を無くし、設計の事前調整を最大限行い、事後のふりかえり基準を明確化して次回への適応も最大化します。また、共同ファシリテーターとの読み合わせは（後述する）実施中の調整にも繫がります。

【柔軟性】ワークションプの設計にいくつかオプションを配置して、参加者の観察やフィードバックから進め方を調整できるよう準備しています。そうすることで、当日の実施中にもワークのフィット感を高めています。