プロフィール

株式会社スタンバイ プロダクト部 VPoE(スクラムマスター・アジャイル推進)
ITプロダクト開発系事業会社を2社経験後、コンサルティング会社で事業統括・執行役員。
再び事業会社に入ってエンジニアリング全般のマネジメントを担っています。

共に歩み続けている社内の仲間へのワークショップや合宿の場づくりを行っており、スポット開催する勉強会やイベントはもちろんのこと、複数年度に渡ってシリーズで開催するようなテーマにも向き合っています。
before のリサーチや共同主催者との打ち合わせによる綿密なデザイン調整から
after のフィードバック収集に基づいたデザインやファシリテーションのブラッシュアップ
だけでなく、参加者をフォローしてマインドや行動の変容を追跡しているゆえの
深くしみじみとした経験学習を積み重ねています。

認定スクラムプロフェッショナル・スクラムマスター
認定スクラムプロダクトオーナー

認定WSD資格 取得年度

2023

主な活動地域

全国どこでも

私のワークショップを語る3つのキーワード

※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。

自分ごと化する

歩む仲間をつくる

参加者のフィット感を高めるための透明性と経験学習のサイクルを回す

1. 自分ごと化する

事後の行動や合意の履行などを促すため、当事者意識の醸成を重視しています。

参加者の各人がワークショップのテーマについて一人称で考える「当事者意識」を持ってもらうことが、その後の日常・現場に帰って行動を変容する鍵であり、原動力になると考えています。 そのため、例えば、ワーク中に各人の言動に対して他者からフィードバックを得て自己認識を高められる機会を設けたり、ワークショップの最終盤に明示的に「ふりかえり」を組み込んで内省や反芻を促したりしています。

2. 歩む仲間をつくる

事後の行動や合意の履行などを促すため、参加者間の関係構築を重視しています。

ワークショップの終了後、日常・現場に帰ってからの行動変容や実行を補強するために、参加者さん同士で話す機会を重視し、同じワークを走り抜いた仲間のようになってもらうことを狙っています。
仲間意識が芽生えれば、ワークショップ終了後に(SNS上も含め)会話が生まれ、ワークを思い出すことを期待できます。そして、事後も相談し合ったり励まし合ったりできる仲間がいれば、ワークショップで学んだ行動が促されるでしょう。 このような考えから、ワーク内でできるだけ多く他者の考えや視点に触れる機会を設けて、開始時は「他人」や「知人」だった参加者同士が、終了時には「仲間」や「同志」の関係に変わっている状態を狙っています。

私は、ワークショップの最大の効能は、職場・地域・学びや趣味のコミュニティなどの中で、その後の各人の関わりかたを能動的に変容できることだと捉えています。
長い目・広い視野でみれば、ワークショップを通して理解し合える仲間と出逢え、協働や共創に一歩踏み出して、日常生活や人生を豊かにできる場を提供し続けたいと考えています。

3. 参加者のフィット感を高めるための透明性と経験学習のサイクルを回す

参加者とワークショップのフィット感を高めていけるよう、柔軟性のあるデザインと主催側のコンセンサスづくりを大切にしています。

ワークショップを開く目的と「自分ごと化」や「仲間づくり」を実現するため、プログラムをねらいと共に企画書に言語化して、主催者や共同ファシリテーターとの間で事前に読み合わせることを重視しています。 また、プログラムデザイン内に調整弁となるオプションを用意し、途中に設ける休憩時間を意図的に活用して、参加状況のフィードバックを得る機会を予め設けるようにしています。 事前にファシリテーター間・主催者間のコンセンサスが十分とれていれば、時には用意していたオプションを越える幅の調整を行えたりもして、柔軟にワークのフィット感を高めていくことができます。

さらに、「自分ごと化」のために実施する「ふりかえり」の方法をアンケートへの回答やオンラインホワイトボード上の付箋に書き出してもらうなどの形式にさせてもらうことで、私たち提供側が以降のワークショップを改善していくための材料を獲得できるようにもしています。

ワークショップ実績

プロダクト提供価値の言語化ワークショップ、マネージャ合宿、テックリード合宿、部門横断見本市イベント、アジャイルコミュニティにおけるOSTなどの主催・ファシリテーション

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