プロフィール

NPO法人だっぴ 代表理事 / 高校探究コーディネーター
岡山大学大学院教育学研究科を卒業後、教育系の広告代理店に勤務。岡山にUターンしてNPOだっぴに参画。2020年より現職。市民の力で学びの場を拡張していくことにチャレンジ中。

岡山県内16市町村の中学校や高校で年間約3,000人の中高生に対して、約1,500人の大学生・大人を巻き込みながらキャリア教育のワークショップを実施。中高生が様々な大学生や大人と対話し、自分の未来を考える場づくりを行っている。

高校では探究学習の授業プログラムをワークショップ工学を用いながら設計。座学が苦手な生徒でも遊びながら学べるよう授業の開発を日々試行錯誤し、学校の先生と協力して提供している。

その他、アートを用いた中高生向けワークショップや大学生・大人対象のファシリテーション研修などを実施。

認定WSD資格 取得年度

2023

主な活動地域

岡山県

私のワークショップを語る3つのキーワード

※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。

対話

分解と再構成

人とのつながり

1. 対話

参加者同士がお互いの情報や背景を共有できるコミュニケーションを大切にしています。また、その対話空間が安心安全であることを参加者が感じてもらえるようアイスブレイクを設計したり、ゆっくり丁寧に場に集中していけるような対話の進行を心掛けています。とりわけ若者を対象としたワークショップが多いので、話す・聞くという行為をいくつかの段階に分けて、徐々に難化させるかたちで参加の保証を行い、ワーク中の対話が成立するよう態度を形成しています。例えば、ジャンケンなど身体的コミュニケーションから単語程度の言語コミュニケーション、その後にお互いの情報や意見、考え方の共有といった具合で段階を徐々に難化させています。また、お互いの異なる経験や価値観を受け止めながら、楽しく進められるよう意識しています。

2. 分解と再構成

深みのある対話を生み出すため、参加者の情報や背景が多様かつ具体的に見える化されたかたちで場に共有されるよう、参加者が色々な角度から「自分」を分解できる思考プロセスを大切にしています。とりわけ対話型のワークショップでは、何か制作物があるワークショップとは異なり、人と人がお互いの「自分」をワークの素材としながら、その素材の掛け合わせなどによって新しい意味や発見を生み出すプロセスを含みます。そのとき、自分自身で行える自己開示にはある種の限界があるので、「そう問われて初めて(あるいは改めて)考えてみた」というような問いかけなどを自己開示の足場かけとしてデザインしています。「自分」を分解して場に共有された参加者それぞれの意見や考え方を個人あるいはグループ単位で再構成して、新しい意味を創造できることを大切にしています。

3. 人とのつながり

参加者同士の関係性がワークショップ中だけでなく、その後の日常のなかでも継続していけるようなものになっていくことを目指し、ワークにおける関係構築プロセスを考えたり、当日のファシリテーションを行っています。異なる他者と出会い、越境することで新しい発見を得て、人とつながること自体を楽しいと感じてもらいたいと思っています。参加者同士で助け合ったり、考えや意見を交わしたり、自然と相互作用が生まれるような場を大切にしています。そのために、「ついつい考えたくなるテーマ」や「少し頭を悩ませないと答えが出ない問い」など、参加の増幅が生まれる丁度よい制約を意識してデザインしています。一方で、偶発的に相互作用が生まれる時間的余地を残しておくことも必要だと考えます。

ワークショップ実績

2017年~ 中高生対象の対話型ワークショップ
2021年~ 学校教員や行政職員の研修ワークショップ
2023年 探究学習でのワークショップ
2023年 アートを活用したワークショップ

Gallery

Contact