プロフィール

専門は企業の新規事業開発、オープンイノベーション、スタートアップ投資。企業が蓄積してきたアセット(ヒト・モノ・カネ・技術等)を新たに組み合わせることで、新規事業の創出・加速に取り組む。
業種・業態を越えた越境コミュニケーションの場つくりを強みとし、偶発的な出会いや気づきを意図的に生み出す場づくりを実践。
また、新規事業を構造的に整理し、加速ポイントや成長ドライバー、ボトルネックを可視化することを得意とする。単発で終わらせず、持続的な取り組みとするための仕組み設計・価値評価にも取り組んでいる。

認定WSD資格 取得年度

2025

主な活動地域

全国

私のワークショップを語る3つのキーワード

※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。

New Combination

業種・業態横断の越境コミュニケーション

イノベーション・プール

1. New Combination

私が目指すワークショップは、シュンペーターが述べたイノベーションの源泉である新結合(New Combination)を、企業活動の中で生み出すための実践の場としている。New Combinationとは、まったく新しい発想をゼロから生み出すことではなく、すでにある知識や技術、経験、人のつながりを新しい形で組み合わせる考え方である。企業のイノベーション活動では、前例のない斬新なアイディアを生み出すことが重視されがちであるが、企業の中には現場で培われた知見や顧客理解、技術資産など、すでに多くの貴重な材料が存在している。ワークショップでは、部門や立場の異なる参加者が自らの経験や視点を持ち寄り、対話を通じてそれらを掛け合わせていく。そのプロセスを丁寧に設計し、創造的思考に触れる学びの場としてすることで、既存の資源に次なる意味を見出し、企業にとって持続的に実行可能なイノベーションの芽を育てることを目指している。

2. 業種・業態横断の越境コミュニケーション

私のワークショップでは、異なる業界や業態で活動する企業同士が対話する機会を意図的につくり出すように設計している。企業の日常業務は、十分な準備と実働体制のもとで進められることが多く、既存の枠組みや価値観の中での判断・行動に収まりやすい。その結果、日常業務の中では得がたい気づきや、新たな視点に出会う機会は限られてしまう。一方、異なる領域で事業を行う企業同士が立場を離れて対話することで、それぞれの当たり前や課題認識の違いが浮かび上がり、思いがけない発想や問いを生む可能性がある。ワークショップでは、こうした業種・業態横断の対話で生じる越境コミュニケーションを重視し、偶発的ともいえる出会いや気づきを意図的に設計する。そのプロセスを通じて、参加者一人ひとりが自社や自分の日常業務の次なる可能性を探し出す「学びの場」としての意識を育み、企業活動や社会課題への向き合い方を広げていくことを目指す。

3. イノベーション・プール

企業が進めるイノベーション活動は、単発の成果に終わらせるのではなく、対話を通じて生まれたアイディアや視点を持続的に積み重ねていくことが重要である。ワークショップという手法は、参加者が同じ場と時間を共有し、体験や対話を重ねることで、通常業務では生まれにくい発想や問いを引き出す点に特徴がある。こうした場を一度きりで終えるのではなく、複数回にわたって実施することで、それぞれのワークショップから生まれたアイディアや着想を蓄積していくことが可能になる。個々のアイディアの完成度ではなく、それらの総体が持つ価値に注目する視点が重要である。断片的で未成熟なアイディアであっても、蓄積されることで次なる挑戦のタネとなり、新たな発想や取り組みを生み出す起点となる。このようにして積み重ねられたアイディアの集合体をイノベーション・プールと呼ぶこととし、持続的なイノベーションを生み出すための基盤にしている。

ワークショップ実績

大手企業の新規事業部門立ち上げに合わせた取り組み支援、業種の異なる大手企業10数社が集まって企業間での共創チャレンジの場つくり

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