About 認定ワークショップデザイナーとは

青山学院大学・大阪大学・鳥取大学
「ワークショップデザイナー育成プログラム」修了後、実践を積み、
ワークショップを活用して社会に貢献できる資質を持った
ワークショップデザイナーに付与する資格です。

以下の2点を証明された方が、
「認定ワークショップデザイナー」として認定されます。

  • 1

    ワークショップを
    定期的に実践していること

  • 2

    自分自身の特質を理解したうえで
    場づくりを実践していること

認定ワークショップデザイナーは、資格取得後2年ごとに更新が必要です。2回目の更新で「マスター」となり、その後は更新不要となります。

ワークショップデザイナー開発機構が独自に実施している認定ワークショップデザイナー資格試験を、内閣府所管の財団として生涯学習を推進する一般財団法人生涯学習開発財団が第三者機関として認定することで、確かな信頼のある資格となっています。
この資格を取得することで、実践を積み重ねているワークショップデザイナーであることを対外的に証明できるだけでなく、資格取得のプロセスの中で自分自身のワークショップ実践を振り返る機会にもなります。

「ワークショップデザイナー」とは?

ワークショップデザイナー(通称:WSD)は、人と人とのコミュニケーションの場面を生み出していける専門家として、「共に」活動することを楽しめる資質を持ち、コミュニケーションを基盤とした知識や技能を活用する参加体験型活動プログラム(ワークショップ)の専門職です。

Step 認定のステップ

  • 基礎力をつける

  • 01

    ワークショップデザイナー

    WSD育成プログラムを受講し、ワークショップデザイナーの基礎として「プログラムデザイン」「ファシリテーション」「リフレクションデザイン」を学んだ方です。
    受講中に、2回WSを実践(企画・実践・省察)しています。

  • 経験値を上げる

  • 02

    認定ワークショップデザイナー

    ワークショップデザイナーとして実践を重ね、丁寧な振り返りをもとに経験値を高めている方です。他のワークショップデザイナーとの交流の中で、自身のワークショップデザイナーとしての特質を意識できています。

  • 経験を俯瞰し語れる

  • 03

    認定ワークショップデザイナー
    マスター

    認定ワークショップデザイナーとして4年以上、自身のWSの価値を意識しながら専門性を高めている方です。
    俯瞰的視線で実践や状況を認識し、ワークショップデザイナーとしてセルフブランディングができています。

  • セルフブランディングができる

2回目の更新で
「一般財団法人生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナーマスター(通称:認定WSDマスター)」となり、
以降の更新はありません。
認定ワークショップデザイナーは、専門性を今後も高め続け、主体的に活動できる専門家です。

Voice 認定者の声

  • 阪大WSD 14期修了

    櫻井 直子さん

    <株式会社よくなる 代表取締役>
    地元大阪でWSDが受講できることに感謝したあの日。今も当時の仲間とWSを一緒にしたり、理想を語ったり、WSDでの出会いは私に多くの可能性があることを教えてくれました。そして認定資格へのチャレンジは、自分の専門を見つめなおし、WSファシリテーターとして何を大切にしているのか自分の哲学と向き合う時間になりました。日々、企業や教育機関の研修講師として知恵を絞る毎日ですが、日常を知らない他者だからこそできるフィードバックに触れ、自分の強みと根底にある願いについて強く自覚することにもなりました。認定資格も、素晴らしいWSDなのです。

  • 青学WSD 34期修了

    延岡 由規さん

    <一般社団法人イヒ 代表理事/教育系国際協力NPO職員>
    WSD修了後に実践を積んでいくなかで「社会にとって、より大きな意義のある場をつくりたい」という想いが強くなり、これまでの実践をじっくりと振り返る必要性を感じたため、認定WSD取得に踏み切りました。
    試験課題の設問は自身の実践を多面的に振り返ることのできる内容で、特に自分の苦手な部分に向き合う、とてもよい機会でした。グループセッションでは、他のWSDの方々との対話を通じて、自分の得意な領域により自信を持つことができる時間となりました。
    資格取得のプロセスを通じて、WSDとしての熟達をはかっていくうえでの根幹となるような、自分自身の想いに気づき、それらを発信する言葉を獲得することができたと感じています。

  • 青学WSD 30期終了

    藤田 香織さん

    <プロデューサー/ワークショップデザイナー>
    認定試験は、ワークショップを深化させる絶好の機会となりました。実践事例を言語化し指標にあてはめていく過程で、プログラムを客観的に見つめ直し、多角的に点検することができました。受験者とのワークショップでは、ワクワクした気持ちを共有し沢山の刺激を受けました。また面接では、面接官が対話の中で、私の特性をズバリ言い当ててくださり、自身の専門性や強みを見い出すことができました。ワークショップをやり続ける上で、認定資格はこれからの大きな励みとなっています。

  • 青学WSD 25期修了

    島田 正樹さん

    <地方公務員/国家資格キャリアコンサルタント>
    私にとってワークショップを実施したり、他の自治体の依頼で研修を提供したりするのは、本業ではありません。だからこそ参加者や依頼主に少しでも安心して参加・依頼していただきたくて認定WSDを取得しました。でも、結果的に私にとってはそれだけに留まりませんでした。認定試験をつうじて自分のワークショップの特徴を理解でき、今後誰にどんな場を届けていくのか、どんなスキルを磨くのかを整理する「WSDとしてのキャリアデザイン」の機会にもなったのです。明確な目的があるひとはもちろん、WSDとしての在り方に悩む方にも取得をおすすめします。

  • 青学WSD 5期修了

    内山 厳さん

    認定資格にチャレンジすることで、自身の実践を複眼的に捉える機会を得られたように思います。特に、特質分析の枠組みで自身が継続して取り組んでいるワークショップを振り返ることができたのは大きな収穫でした。もちろん、WSDの講座を履修したことの証明だけでなく、その後の複数の実践を認められたワークショップデザイナーであることの認定自体も大変貴重だと思います。

  • 青学WSD 18期修了

    福原 未来さん

    認定資格はWSD講座修了後の活動によって審査が行われます。そのため、検定試験は自分のフィールドで行った実践を講座の軸に立ち返りつつ客観的に振り返る機会となりました。各回でフィードバックをもらえるので、基礎知識をつけた後の守破離の伴走をしてもらうような安心感でした。また、試験でのグループワークでは異なる地域や分野で活躍するワークショップデザイナーの事例を知ることができ、良い刺激となりました。自分なりの活躍の場を模索していく人におすすめします。

  • 青学WSD 12期修了

    丹羽 將喜さん

    日々、「仕事」としてワークショップを実践していますが、認定試験を通じて自分のプログラムデザインやファシリテーションをじっくりと振り返ることは、とても大きな「学び直し」の機会になっています。2年に一度ではなく、毎年受けたいくらい(笑)特に、審査用にまとめたワークショップ実践事例は、自分にとっての宝物。試験のためだけではもったいないので、他の認定ワークショップデザイナーとの事例共有会を開くのも、楽しみの一つです。

Examination 2024年度 受験について

■受験お申込み
今年度の受験申込受付は終了いたしました。

■募集要項
こちら からご覧ください。

Schedule 2024年度 スケジュール

受験申込期間・受験料納付期間

2024年11月1日(金)〜11月25日(月)

課題1 提出期間

2024年11月1日(金)~12月10日(火)23:59

グループセッション

※以下のうち、いずれかご都合の良い日程にご参加いただきます。

A日程 2025年1月8日(水)19:00〜21:30

B日程 2025年1月12日(日)10:00〜12:30

課題2 提出期間

2025年1月19日(日)23:59

面接

※以下のうち、いずれかご都合の良い日程にご参加いただきます。

a日程 2025年1月22日(水)18:00〜21:00 の内20分間

b日程 2025年1月24日(金)18:00〜21:00 の内20分間

c日程 2025年1月25日(土)  9:00〜18:00 の内20分間

試験結果送付

2025年3月上旬

Flow お申し込みからの流れ

  • お申し込み

    募集要項をご確認の上、フォームよりお申し込み下さい。

  • 受験料のお振込み

    • 新規取得 27,000円
    • 更新   15,000円
  • 01

    課題提出

    ① ワークショップの実践報告書・自己評価シート×3事例
    ② 総合自己評価シート
    ③ セルフブランディングシート
    ④ オンデマンド講座の視聴(新規受験者のみレポート課題あり)
    ⑤ プロフィールシート

  • 02

    グループセッション(オンライン)

    他者との対話を通して俯瞰的に自分自身をみることで、WSDとしての強みや課題を言語化することを目指します。

  • 03

    課題提出2

    グループセッションを経てセルフブランディングシートを改訂し、再度提出していただきます。

  • 04

    面接(オンライン)

    ご提出いただいた実践報告書や自己評価への質問、およびセルフブランディングシートについてお聞きします。

  • 05

    認定WSD資格取得

    一般財団法人 生涯学習開発財団より「認定ワークショップデザイナー」の認定証が授与されます。

    • 2年後1回目更新
    • 4年後2回目更新で「認定ワークショップデザイナーマスター」となります。
    • マスターになると、以降の更新はありません。